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鼻かけ地蔵
鼻かけ地蔵

楽々浦湾の畔にある小さな祠には、「日本昔ばなし」にも登場した
『鼻かけ地蔵』がお祀りしてあります 。
「願いを一つだけ聞いてくれる」地蔵だとか。

昔、楽々浦に住む貧しい漁師、喜助の夢まくらに地蔵が立った。
「ある年の大水で川底にさらわれた。ここは冷たくて暗いから、助けておくれ」。
次の日、漁に出かけると、夢の通り地蔵がかかったので、引き揚げて道端に丁寧にまつった。

すると、地蔵の鼻から米粒がポロポロ落ちてくるではないか。
どんどん出て、喜助は近所に分け与えるほど裕福に。だが、そこで欲を出したのがいけなかった。
「鼻の穴を大きくしたらもっと出るのでは」。
のみでたたいた拍子に鼻がそげ、米は二度と出なくなった。

喜助は再び舟に乗って網を打った。反省して毎日地蔵にお参りをし、
ただ「心豊かに生きられますように」と祈った。やがて、嫁をもらい、貧しいながらも幸せに暮らしたという。

城崎温泉から車で約5分

住所 兵庫県豊岡市城崎町楽々浦